資料説明

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この資料(final.doublet.support.pdf)は7/19のFFIR meetingでの杉本さんのpresentation (Compact GLD)と7/23のIRENG07のWGB meetingでのB.Parkerのものから抜粋しました。

FFIR : http://ilcagenda.linearcollider.org/conferenceDisplay.py?confId=1721

WGB : http://ilcagenda.linearcollider.org/conferenceDisplay.py?confId=1778

添付ファイルにしたがって説明します。

1ページ:GLDとLDCは来年夏のLOI提出に向けて統一されます。その一つの案としてCompact GLDが提案されました。その大きさはそれらの中間です。final doublet、FCAL, BCALなどはサポートチューブによりcantileverで支持されます。このとき、サポートチューブは直径800mmのiron end cap中の穴を通ります。その全長は7.9m (=10.5m - 2.6m )です。その外径は挿入時のたわみなどで800-αmmとなるでしょう。QD0の先端(コイル)はIPより4.2mです。サポートチューブは厚さ100mmのタングステンチューブで作られています。ただし、この厚さは最適化が必要で薄くなることもあります。

2ページ:サポートチューブは図のように両端のz=8.5m〜10.5mで厚さ2mのコンクリートブロックの上でcantilever方式で支持されます。左図はビームライン上に置かれた、実験中のセットアップです。右図はpushpullで引き出されendcapが1.6m開けられた状態です。このときもサポートチューブはそのまま動かず両端で支持されたままです。

3ページ:B.ParkerによるQD0 cryostatのデザインです。外径は380mmです。この全長はpush pullのためQD0とQF1の間で分離することを想定しているために短くなっています。我々はQD0とQF1一体のcryostatを想定しているため、全長は6.6m程度になります。また、その外径も少し大きくなるかもしれません。

4ページ:冷却システムの模式図です。4.2Kから1.8Kへの熱交換器、current leadsなどを含むcryo-boxは測定器の下に置かれています。これは上に置くことも出来ますが、cryo-boxのmaintenanceなどの観点から下に置くことが提案されています。

5ページ:cryostatの端でトランスファーチューブなどがビームパイプをどのように避けているかを示しています。上に曲げられビームパイプを避け横に迂回し下へ走っています。

6ページ:QD0-QF1を含むfinal doublet systemのQ磁石の配置が示されています。これもQD0とQF1の間で分離することを想定したものです。QDEX1とQFX2Aはextraction lineのQ-超伝導磁石です。