3D-PDF作成および操作のチュートリアル

3D-PDFの一部の機能しか使用していませんが、作成および操作のチュートリアルを書いてみましたので、 ご確認下さい。

最初の1〜3までが、3D-PDFファイルの作成側の作業になります。
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  1. 「OneSpace Modeling 2007 」3D-CADソフトで、ユーザが3D-CADモデルを見れるように3D-CADモデルデータ(3D-PDF)を作成します。(デフォルト版の3D-PDFでは、読み込みしか出来ない。)
      例) GLDc071203-1_8.pdf
  2. 「Adobe Reader v8 」ユーザが、読み書き出来るように「Adobe Acrobat 3D」で 3D-CADモデルデータ(3D-PDF)を「Adobe Reader で注釈を有効にする」を選択し、名前を付けて保存する。(デフォルト版との区別をする為に、「-R」を追加しています。)
    例) GLDc071203-1_8-R.pdf
  3. この3D-PDFファイル(GLDc071203-1_8-R.pdf)をユーザにEメール等で送ります。
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    ここからがユーザ側の作業になります。
  4. 3D-PDFファイル(GLDc071203-1_8-R.pdf)を「Adobe Reader v8 」で開くと、「デフォルト・ビュー」の3D-CADモデル(以下、3Dオブジェクト)が表示されます。
  5. 3Dオブジェクトが表示されたビュー(文書ウィンドウ)内にマウスカーソルを移動すると、ビュー左上に▼のアイコンが表示されます。
  6. このビュー内の▼アイコンをクリックすると、▲と「3Dツールバー」が表示されます。
  7. 「3Dツールバー」のビューコントロールのモデルツリーの表示/非表示切り替えをクリックします。
  8. ナビゲーションパネルウインドウ(画面左側)にモデルツリーが表示されます。
  9. モデルツリーの上段のウインドウに3Dオブジェクトのアセンブリ構造が表示されています。
  10. アセンブリ構造内の/-Labelsのチェックを外すと、寸法が非表示になります。
  11. モデルツリーの中段には、3Dオブジェクトの任意ビュー(注釈を追加したユーザの名前と共に)が
    ユーザが注釈を追加した時点で保存されています。
    ※ 参照:3D-PDFのインタラクティブな操作方法 (18ページに記載) ※  ※ 現在、Adobeのサポートに問い合わせ中です。 ※
  12. 任意ビュー(注釈を追加したユーザの名前と共に)が保存される。
  13. モデルツリーの下段には、3Dオブジェクトの任意ビューでユーザが追加した注釈が表示されます。
  14. 「3Dツールバー」のビューコントロールの回転で、3Dオブジェクトの任意ビューに変わります。
  15. 他の「3Dツールバー」のビューコントロールの説明は、添付ファイルで確認して下さい。
       3D-PDFのインタラクティブな操作方法(一部抜粋).pdf
     ※ 3Dモデルのインタラクティブな操作方法についてヘルプの一部(41ページ)を抜粋しました。   ※ このヘルプは、「Adobe Acrobat 3D v8」から抜粋したものですので、「Adobe Reader v8 」では、一部の機能に制限がある場合も有ります。
    ※ 注釈の追加方法は、通常のPDF文書と同じように各種ツールが使用出来ます。
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その他の詳細な情報は、下記のURLにて、ご確認下さい。 ADOBE ACROBAT 活用ガイド - ACROBAT 3D VERSION 8.pdf (下記のHP画面のコピー) http://www.acrobat-learning.com/3d/
※ 4つの添付ファイルが有ります。

東憲男