ILD MDI/I meeting at KEK ( Japanese)
2009年9月8日火曜日午後1時30分-
出席者:山岡(発表)、杉本、佐貫(Webex)、田内
1. IR documentでのQD0 supportのvibrationの許容値
"Vibration stability requirements define construction of the inner parts of detector and location of its services. We assume that the needed stability of detector surface on which the FD rests, is about 50nm, and that detector concepts are responsible for providing this stability (the mentioned number is rms relative displacement of two FDs between any of 5Hz pulses). This also assumes that final stability of the Final Doublet would be about 100nm and the difference constitutes the machine vibration budget. "
上の表現では、QD0はdetectorからsupportされることを仮定しています。そのときのdetector上のstabilityの両端の相対変動値が5Hzのパルス内で50nm以下としています。このとき、そこからsupportされているQD0のstabilityは100nm以下としています。
したがって、platformからのQD0 support systemでは、両側の相対変動の許容値は、5Hz以上の周波数領域で50nmとなります。(G.Whiteのsimulation studyが根拠となっています)
2. 議論のまとめ
- support tubeがcylinderの場合の振動解析がほしい
- 今回の直方体のものより良い結果が期待される、特に、ねじれに対して
- 高さ10mの柱はplatformに溶接で固定されていると仮定されているが、TPCなどの検出器の出し入れの場合、移動が必要等で、ボルト締めによる固定方法を採用しなければならない。その場合の振動解析がほしい。
- support tubeの測定側の先端はrodでsupportされるが、このような振動解析の結果には影響しないと考えられる。(rodは主に静的な荷重を支えるものである。)
- 高さ10mの柱の振動を無視した場合、つまり、support tubeの一方の端をrigidに固定した場合の解析結果と比較してほしい
- ANSYSによる解析方法の実証がほしい。
Bello測定器の両側の相対位置変動、JParcのニュートリノ検出器の振動などが測定されている。それらのシミュレーションを行い、測定結果と比較する予定である。
- 来週、9/17(木曜日),午後4時からILD-MDI group Webex meetingを提案する。