Description
本研究の「新竹モニタ」はATF2の衝突点でnmの電子ビームサイズを精密に測定して加速器にフィードバックしてビームチューニングに常時貢献している。
ATF2の目標の1つは、垂直方向37nmまでビームを絞ることにより局所色収差補正を採用したILCのための最終収束系を検証ですることある。
レーザー干渉を用いる革新的な新竹モニタは100 nm以下を測れる唯一の実存する手段である。これまでに数回の大幅なレーザー系の改良のおかげで顕著に性能向上し、より高い精度と信頼性の光路を備えた上で、2013春までには0数nmまでの収束と確認が達成された。本講演では、新竹モニタを用いたビーム測定の最新状況を報告する。
Speaker
ジャクリン ヤン
(東京大学)