Description
湾曲した余剰次元模型(Randall-Sundrum模型)はゲージ階層性問題を自然に解決できる、新しい素粒子模型の有力な候補であるということが知られている。
この模型の一般的な帰結はラディオンというスカラー粒子の存在である。
本講演では、このラディオンの質量およびラディオンの結合定数に対する、LHCでのヒッグス粒子探索実験の結果から得られる制限について評価した結果を報告する。
Speaker
慶子 大野
(お茶の水女子大学)