Description
ILCでは、偏極電子ビーム生成が可能なNEA-GaAs光陰極が用いられる。
NEA-GaAs光陰極を実際に使用する場合、NEAを作る表面構造は非常に弱いために、十分な運転時間が取れるかが問題になる。
本発表では、広島大学で取り組んできたNEA-GaAs陰極の寿命を決める3つのプロセス(1.熱脱離の効果、2.残留ガス分子の吸着の効果、3.イオンバックボンバードメントの効果)についてまとめる。
Speaker
和秀 内田
(広島大学)