加速器・物理合同ILC夏の合宿2017
開催趣旨
2012年のLHCによるヒッグス粒子の発見をきっかけとして、 素粒子・高エネルギー物理学は新しい段階へとその一歩を踏み出しました。 ヒッグスセクターの詳細研究、超対称性の発見、標準模型を越える現象の探索などの 課題に挑むためには、LHCに加えて、250GeVから1TeVのエネルギースケールにおける 電子・陽電子コライダーが非常に強力な施設となります。 日本を含めた世界の物理学者は、日本が国際リニアコライダー実現に 主導的役割を果たすことを大いに期待しています。 本合宿は2010年から開催されており、次のことを目的として、 国際リニアコライダーの実現、そして素粒子物理学の発展を目指しています。
・加速器科学者、素粒子・高エネルギー物理学者の間で情報共有を行い、国際リニアコライダーにつ
いての共通認識を作ること。
・国際リニアコライダーを実現し、さらに研究分野全体の発展のため、異分野の研究者同士の信頼
関係を築き、若手研究者間の交流をうながすこと。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
開催要項
開催日時:2017年7月21日(金)〜24日(月) 3泊4日
7月21日午後より開始、7月24日昼頃終了の予定です。
開催場所:長野県松本市 乗鞍高原温泉 BELL鈴蘭小屋
http://www6.plala.or.jp/bell-suzuran/suzuran.html
• 参加費:スタッフ4,000円、学生無料
• 宿泊費: 各個人による現金清算(クレジットカード使用不可)。一泊あたり9800円(三食)を目安。
• 旅費:補助無し
※参加登録締め切り:7月14日(金)
組織委員会
竹下 徹(信州大学) 幹事
成田 晋也 (岩手大学)
佐貫 智行 (東北大学)
大森 恒彦 (高エネルギー加速器研究機構)
藤井 恵介(高エネルギー加速器研究機構)
横谷 馨 (高エネルギー加速器研究機構)
兼村 晋哉 (大阪大学)
柿崎 充 (富山大学)
倉田 正和 (高エネルギー加速器研究機構)
栗木 雅夫 (広島大学)
高橋 徹 (広島大学)
杉山 晃 (佐賀大学)
吉岡 瑞樹 (九州大学)