早野 龍五
(東京大学)
10/12/2015, 17:40
アブストラクト:
CERNで反陽子を用いた研究を行っている私ですが、東日本大震災とそれに続く原発事故に際し、Twitterのフォロワー数が3000人→150,000人に急増したことが契機となって、福島の住民の被ばく状況の調査や現地でのコミュニケーションに深く関わるようになり、その一端は、糸井重里さんとの共著「知ろうとすること。」にも書かせていただきました。講演では、私が作って福島県内に3台に設置した幼児用の内部被ばく検査装置BABYSCANと、これも私が早い時期から取り組んできたD-shuttleと呼ばれる個人線量計を通じて見えてきた福島の状況についてお話しします。
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