Speaker
Mr
Kohei Terasaki
(Center for Nuclear Study, University of Tokyo)
Description
現在LHC-ALICE実験に用いられているTPCは読み出し部にMWPCを採用しており、Gating Gridを用いてドリフト領域に流れ込むイオン(Ion Back Flow: IBF)を抑制しているが、同時にデータ収集レートが制限されている。
2021年より始まるRUN3では$50~\mathrm{kHz}$の重イオン衝突が予定されており、データの連続読み出しを行うためにGEMを用いたTPC高度化の準備が現在進行中である。
本講演では、これまでに行われたTPC高度化に向けたMPGDの研究開発とGEM-TPCの量産準備状況を報告する。
Primary author
Mr
Kohei Terasaki
(Center for Nuclear Study, University of Tokyo)
Co-authors
Prof.
Hideki Hamagaki
(Center for Nuclear Study, School of Science, the University of Tokyo)
Dr
Taku Gunji
(Center for Nuclear Study, School of Science, the University of Tokyo)