4–5 Dec 2015
広島大学先端物質科学研究科
Japan timezone

LHC-ALICE実験TPC高度化の為の研究開発と量産準備状況

5 Dec 2015, 09:20
20m
401N講義室 (広島大学先端物質科学研究科)

401N講義室

広島大学先端物質科学研究科

東広島市鏡山1-3-1 (広島大学東広島キャンパス)

Speaker

Mr Kohei Terasaki (Center for Nuclear Study, University of Tokyo)

Description

現在LHC-ALICE実験に用いられているTPCは読み出し部にMWPCを採用しており、Gating Gridを用いてドリフト領域に流れ込むイオン(Ion Back Flow: IBF)を抑制しているが、同時にデータ収集レートが制限されている。 2021年より始まるRUN3では$50~\mathrm{kHz}$の重イオン衝突が予定されており、データの連続読み出しを行うためにGEMを用いたTPC高度化の準備が現在進行中である。 本講演では、これまでに行われたTPC高度化に向けたMPGDの研究開発とGEM-TPCの量産準備状況を報告する。

Primary author

Mr Kohei Terasaki (Center for Nuclear Study, University of Tokyo)

Co-authors

Prof. Hideki Hamagaki (Center for Nuclear Study, School of Science, the University of Tokyo) Dr Taku Gunji (Center for Nuclear Study, School of Science, the University of Tokyo)

Presentation materials