Speaker
Mr
Motoki MURATA
(Department of Physics, Kyoto University)
Description
4He原子核の分解閾値近傍における光分解反応は、
宇宙における元素合成の過程のシナリオに関わる反応である。
この反応の測定を遂行するべく、
京都大学、RCNPによって開発されているμ-PICを用いたアクティブ標的 (MAIKo) へ
GEMを組み込む改修を行い、
昨年ニュースバル放射光施設において測定を実施した。
測定では、標的となるHeガスを封入したアクティブ標的に準単色のガンマ線ビームを入射させ、
4He原子核の崩壊によって放出される荷電粒子を検出した。
本講演では、MAIKoの改修の内容と取得した測定データの解析状況について述べる。
Primary author
Mr
Motoki MURATA
(Department of Physics, Kyoto University)
Co-authors
Prof.
Takahiro KAWABATA
(Department of Physics, Kyoto University)
Mr
Tatsuya Furuno
(Department of Physics, Kyoto University)