4–5 Dec 2015
広島大学先端物質科学研究科
Japan timezone

μ-PICを用いたアクティブ標的(MAIKo)による4He原子核の光分解反応の測定

4 Dec 2015, 16:15
20m
401N講義室 (広島大学先端物質科学研究科)

401N講義室

広島大学先端物質科学研究科

東広島市鏡山1-3-1 (広島大学東広島キャンパス)

Speaker

Mr Motoki MURATA (Department of Physics, Kyoto University)

Description

4He原子核の分解閾値近傍における光分解反応は、 宇宙における元素合成の過程のシナリオに関わる反応である。 この反応の測定を遂行するべく、 京都大学、RCNPによって開発されているμ-PICを用いたアクティブ標的 (MAIKo) へ GEMを組み込む改修を行い、 昨年ニュースバル放射光施設において測定を実施した。 測定では、標的となるHeガスを封入したアクティブ標的に準単色のガンマ線ビームを入射させ、 4He原子核の崩壊によって放出される荷電粒子を検出した。 本講演では、MAIKoの改修の内容と取得した測定データの解析状況について述べる。

Primary author

Mr Motoki MURATA (Department of Physics, Kyoto University)

Co-authors

Prof. Takahiro KAWABATA (Department of Physics, Kyoto University) Mr Tatsuya Furuno (Department of Physics, Kyoto University)

Presentation materials