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ILC夏の合宿2018
本年もILC夏の合宿を開催いたします。今年の会場は山口県下松市。瀬戸内海に浮かぶ笠戸島で行います。 笠戸島からは瀬戸内海の風光明媚な景色を堪能でき、夕日岬はその名の通り美しい夕暮れの風景を楽しむ名所となっています。会場となる国民宿舎大城は、全国にある国民宿舎の中でもっとも新しく、窓からは笠戸湾のオーシャンビュー、天然温泉と瀬戸内の海の幸を堪能できるでしょう。また、笠戸島には、ほぼすべての新幹線車両を含む多くの鉄道車両を製作してきた日立製作所笠戸工場があります。この快適な環境のもと、ILCと明日の物理について語り合いましょう。
日程:9月9日(日曜)から12日(水曜)
場所:山口県下松市 国民宿舎 大城
0833-52-0138
(初日は午後から、最終日はお昼ごろ終了予定)
開催趣旨
2012年のLHCによるヒッグス粒子の発見をきっかけとして、素粒子・高エネルギー物理学は新しい段階へとその一歩を踏み出しました。ヒッグスセクターの詳細研究、超対称性の発見、標準模型を越える現象の探索などの課題に挑むためには、LHCに加えて、250GeVから1TeVのエネルギースケールにおける電子・陽電子コライダーが非常に強力な施設となります。世界の物理学者は、日本が国際リニアコライダー実現に主導的役割を果たすことを大いに期待しています。
本合宿は2010年から開催されており、次のことを目的として、国際リニアコライダーの実現、そして素粒子物理学の発展を目指しています。
・加速器科学者、素粒子・高エネルギー物理学者の間で情報共有を行い、国際リニアコライダーについての共通認識を作ること。
・国際リニアコライダーを実現し、さらに研究分野全体の発展のため、異分野の研究者同士の信頼関係を築き、若手研究者間の交流をうながすこと。
合宿の内容
・招待講師による最新の物理、加速器についての講演
・ILC加速器、ILC測定器についての講演
・学生によるショート講演(ヤングセッション)
・飛び入り参加歓迎、だれでも講演できるナイトセッション
参加登録について
下記WEBからおこなってください。
締め切りは8月10日(金曜)です。
参加登録費(スタッフのみ): 4000円
宿泊費(一泊三食):11000円 + 税
旅費補助
学生を対象に旅費(交通費のみ)を補助します。旅費の補助を希望するものは、8月3日までに「旅費の補助希望」を選択した上で、参加登録を行ってください。JRあるいは私鉄線による経路以外(航空機等)を希望する場合は、見積書を添付してください。なお、財源には限りがあるため、必ずしも希望者全員に支給することは限りません。支給の可否について、8月10日までに連絡いたします。
お問い合わせは下記までお願いいたします
栗木雅夫(広島大学) mkuriki@hiroshima-u.ac.jp
組織委員会
栗木 雅夫 (広島大学) 幹事
高橋 徹 (広島大学)幹事
成田 晋也 (岩手大学)
佐貫 智行 (東北大学)
山本 均 (東北大学)
大谷 航 (東京大学)
藤井 恵介 (高エネルギー加速器研究機構)
横谷 馨 (高エネルギー加速器研究機構)
Daniel JEANS(高エネルギー加速器研究機構)
竹下 徹 (信州大学)
兼村 晋哉 (大阪大学)
柿崎 充 (富山大学)
杉山 晃 (佐賀大学)
川越 清以(九州大学)
末原 大幹(九州大学)