Summer camp on ILC accelerator and physics / detectors 2013
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Japan
呉羽ハイツ 富山県富山市吉作4103-1
TEL.076-436-0191 FAX.076-436-0190
Description
加速器・物理合同 ILC 夏の合宿2013
開催趣旨
「加速器・物理合同 ILC 夏の合宿2013」の目的とねらいは次のとおりです。
開催要項
開催日時: 2013年7月20日(土)14時 ~ 7月23日(火)16時
開催場所: 呉羽ハイツ
兼村晋哉(世話人代表)、柿崎充 : 富山大学
吉岡瑞樹 : 九州大学
杉山晃 : 佐賀大学
竹下徹 : 信州大学
倉田正和 : 東京大学
佐貫智行 : 東北大学
栗木雅夫 : 広島大学
横谷馨 : KEK加速器
大森恒彦、藤井恵介 : KEK素核研
開催趣旨
「加速器・物理合同 ILC 夏の合宿2013」の目的とねらいは次のとおりです。
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加速器と物理のコミュニケ―ションの前提となる基本的な知識をそれぞれの専門家による非専門家向けの講義を通して再確認する。
- 加速器屋と物理屋(実験屋と理論屋)が一定期間職場を離れて寝食をともにすることで親睦をはかり、日常的かつ緊密な情報交換の下地を作る。特に分野をまたいで若手同士の交流の促進、目的意識の共有と一体感を醸成する。
開催要項
開催日時: 2013年7月20日(土)14時 ~ 7月23日(火)16時
開催場所: 呉羽ハイツ
- 参加費:無料
- 旅費、宿泊費:各自負担
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宿泊費1泊2食(朝・夕食)つき:1泊1万円程度
- クレジットカード(VISA, Master, JCB)での支払い可能
- 懇親会費、お茶菓子代等で多少の増有り
- 部屋は一部屋5~6人の相部屋(部屋割りに関してはご希望に添えない場合がございます)
兼村晋哉(世話人代表)、柿崎充 : 富山大学
吉岡瑞樹 : 九州大学
杉山晃 : 佐賀大学
竹下徹 : 信州大学
倉田正和 : 東京大学
佐貫智行 : 東北大学
栗木雅夫 : 広島大学
横谷馨 : KEK加速器
大森恒彦、藤井恵介 : KEK素核研
Participants
108
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- 14:00 → 14:20
- 14:20 → 15:20
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15:20
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15:40
Break 20m
- 15:40 → 16:40
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17:00
Break 20m
- 17:00 → 18:00
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18:00
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18:20
Break 20m
- 18:20 → 19:10
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22:00
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現在、KEKにおいて、ILCなどの加速器技術を応用し、従来よりも優れた透過力や時間分解能を持った電子顕微鏡を開発する研究が行われている。 本発表では、加速器技術を応用する際に立ちはだかる問題と、その解決方法に焦点を当てながら、研究の説明を行う。Speaker: 直 東 (東京大学)
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概要(数行):ヒッグス3重項模型は最少のヒッグスセクターの拡張によってニュートリノの質量生成を説明できる低エネルギー有効理論である。この模型において標準模型ライクヒッグスの様々な結合定数を1ループレベルで計算し、結合定数の標準模型の予言とのずれやその相関関係に着目したILC実験での模型の検証可能性を議論する。Speaker: 真吏子 菊地 (富山大学)
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本研究の「新竹モニタ」はATF2の衝突点でnmの電子ビームサイズを精密に測定して加速器にフィードバックしてビームチューニングに常時貢献している。 ATF2の目標の1つは、垂直方向37nmまでビームを絞ることにより局所色収差補正を採用したILCのための最終収束系を検証ですることある。 レーザー干渉を用いる革新的な新竹モニタは100 nm以下を測れる唯一の実存する手段である。これまでに数回の大幅なレーザー系の改良のおかげで顕著に性能向上し、より高い精度と信頼性の光路を備えた上で、2013春までには0数nmまでの収束と確認が達成された。本講演では、新竹モニタを用いたビーム測定の最新状況を報告する。Speaker: ジャクリン ヤン (東京大学)
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We introduce a complete framework, based on an effective field theory approach, that allows one to perform characterisation studies of the boson recently discovered at the LHC, for all the relevant channels and in a consistent, systematic and accurate way.Speaker: 健太郎 馬渡 (Vrije Universiteit Brussel)
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- 09:00 → 10:30
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10:45
Break 15m
- 10:45 → 11:45
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12:00
Break 15m
- 12:00 → 12:25
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12:25
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14:00
Lunch break 1h 35m
- 14:00 → 14:40
- 14:40 → 15:20
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Break 25m
- 15:45 → 16:25
- 16:25 → 17:05
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17:05
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17:25
Break 20m
- 17:25 → 17:55
- 17:55 → 18:15
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19:00
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21:00
Banquet 2h
- 22:00 → 23:00
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- 09:00 → 09:40
- 09:40 → 10:25
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10:25
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10:55
Break 30m
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- 11:40 → 12:20
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12:20
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14:00
Lunch Break 1h 40m
- 14:00 → 14:30
- 14:30 → 15:00
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15:00
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15:20
Break 20m
- 15:20 → 15:40
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16:20
Speaker: Dr Toshiaki Tauchi (KEK)
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16:20
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16:40
Break 20m
- 16:40 → 17:20
- 17:20 → 18:00
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18:00
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18:20
Break 20m
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18:20
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19:00
Speaker: Shigetaka Moriyama (Institute for Cosmic Ray Research, University of Tokyo)
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22:00
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00:00
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我々はプランクスケールで、フラットなポテンシャルを持つB-L模型を考えた。 フラットなヒッグスポテンシャルを仮定すると、B−L対称性の破れのスケールは自然とTeVスケールになる。この模型の特徴と予言についての発表を行う。Speaker: 雄太 折笠 (大阪大学)
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STF加速器における高調波モードの測定から超伝導加速空洞のアライメントを検出することを試みた。その内容について発表する。Speaker: 彩佳 倉本 (総合研究大学院大学)
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ILCでは実験での主要な物理過程は、終状態に複数のジェットを含んでいる。 精密測定を行うためにはジェットエネルギー分解能の向上が不可欠であり、ジェット中の個々の粒子を飛跡検出器とカロリメータで正確に再構成する必要がある。 そのため、位置分解能に優れた検出器が必要であり、細分割されたシリコンセンサーが使用される予定である。このシリコンセンサーの基礎特性と、赤外線レーザーに対する応答の特性を報告する。Speaker: 龍彦 富田 (九州大学)
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ILCでは、偏極電子ビーム生成が可能なNEA-GaAs光陰極が用いられる。 NEA-GaAs光陰極を実際に使用する場合、NEAを作る表面構造は非常に弱いために、十分な運転時間が取れるかが問題になる。 本発表では、広島大学で取り組んできたNEA-GaAs陰極の寿命を決める3つのプロセス(1.熱脱離の効果、2.残留ガス分子の吸着の効果、3.イオンバックボンバードメントの効果)についてまとめる。Speaker: 和秀 内田 (広島大学)
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09:00
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09:40
Speaker: Dr Takayuki SAEKI (KEK)
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- 09:45 → 10:05
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10:05
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10:15
Break 10m
- 10:15 → 10:45
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10:45
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10:55
Break 10m
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10:55
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12:10
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湾曲した余剰次元模型(Randall-Sundrum模型)はゲージ階層性問題を自然に解決できる、新しい素粒子模型の有力な候補であるということが知られている。 この模型の一般的な帰結はラディオンというスカラー粒子の存在である。 本講演では、このラディオンの質量およびラディオンの結合定数に対する、LHCでのヒッグス粒子探索実験の結果から得られる制限について評価した結果を報告する。Speaker: 慶子 大野 (お茶の水女子大学)
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FPCCD (Fine Pixel CCD)崩壊点検出器は、名前の由来にもなっている 5um x 5umの非常に小さなCCDを使用することで、非常に高精度なフレーバータグ性能を誇ることが期待されています。 この度のトークでは、現在進行中のFPCCD崩壊点検出器の特徴を生かしたトラックファインダーの開発状況について報告する予定です。Speaker: 達哉 森 (東北大学)
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ILDの電磁カロリメータの検出層には現在、シリコンとシンチレータの2候補があり、両者を組み合わせて用いる事でパフォーマンスを維持しつつコストを抑えるべく、シミュレーションを用いて性能評価を行っている。Speaker: 翔 上野 (九州大学)
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標準模型を超える理論の1つであるgauge-Higgs unificationについて議論する。その中でも、ゲージ群をSO(5)×U(1)を用いた模型における性質とHiggsのdecay rateについて標準模型と比較した結果を報告する。Speaker: 卓也 下谷 (大阪大学)
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ILCにおける重心系エネルギー340~350GeVはトップクォーク対生成の閾値にあたる重要な領域である。 ILCはエネルギーを正確に設定できるのでトップ生成断面積のエネルギー依存性を測定できる。これによりトップの質量、崩壊幅といった重要な物理定数の精密測定が期待され、ヒッグス・トップ湯川結合にも感度がある。 本発表ではフルシミュレーション解析によるトップ湯川結合と質量の測定精度の見積もりを報告する。Speaker: 朋裕 堀口 (東北大学)
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12:10
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14:00
Lunch Break 1h 50m
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14:00
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15:45
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検出層にシンチレータストリップとMPPCを用い、吸収層にタングステンを用いた電磁カロリメータ(ScWECAL)試作機のビームテストを2009年にフェルミ研究所において行った。ビームデータとMokkaを用いたシミュレーションによりScWECAL 試作機の性能を評価した。 本発表では主にシミュレーショによるエネルギー分解能の評価について報告する。Speaker: 裕司 須藤 (九州大学)
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ヒッグスインフレーションとは、ヒッグスボソンがインフラトンとしての役割も担うというシナリオである。標準模型を新たなスカラー二重項場と右巻きニュートリノを加えた輻射シーソーの枠組みに拡張することで、暗黒物質とニュートリノ質量の問題だけでなくインフレーションも同時に説明できる。 ヒッグスインフレーションの最小模型で生じる真空安定性の問題を解決し、インフラトンとして振る舞うスカラーボソンが暗黒物質の残存量と直接検出実験、ニュートリノ実験のデータを満たすパラメーター領域を見つけた。 現象論的結論として、ILC実験でスカラーボソンの特徴的な質量スペクトルの測定することでこのシナリオの可能性を検証できる。Speaker: 俊憲 松井 (富山大学)
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ILD検出器内のScECALに使用される、半導体光検出器MPPCの新型についての性能評価。 主に新型10000pixの応答曲線の結果と考察。Speaker: 卓也 本田 (筑波大学)
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ILCはヒッグス粒子の性質の精密測定などのため、高精度なフレーバータギングが求められる。 FPCCDは高精細なピクセルを用いることで、そのために必要な高い崩壊点分解能が期待できる。 本発表ではFPCCD、および現在行っているダメージテストにむけての準備について発表する。Speaker: 周平 伊藤 (東北大学)
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ヒッグス粒子のひとつの性質であるCPは、崩壊粒子(タウ粒子)のスピン相関に現れる。この相関はタウが崩壊した粒子の分布に影響をおよぼす。 ILCの環境でこの分布の違いが観測できるのか研究している。研究の外観について説明する。Speaker: 晴道 横山 (東京大学)
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SiECALについて、ガードリングの幅とPCBの厚みのパラメータについてジェッ トエネルギー分解能がどのような依存性があるか、ILDフルシミュレーションによる研究の結果を発表する。また、Siセンサーの放射線耐性の研究を予定しており、それに向けたSiセンサーの特性測定についても話す。Speaker: 千紘 小坂井 (東京大学)
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ILCではサンプリング型細分割電磁カロリメータが提案されており、その試作機として吸収層にタングステン、検出層にピクセルサイズが1×1cm^2のシリコン検出器を用いる電磁カロリメータが開発された。 2008年にフェルミ国立加速器研究所においてその試作機の試験を粒子ビームを用い行った。 今回、ビームテストで得られた応答の線形性及びエネルギー分解能の測定結果について報告するSpeaker: 陽平 宮崎 (九州大学)
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- 15:45 → 16:00